「AWS認定クラウドプラクティショナーって、未経験でも本当に取れるの?」
「何から勉強すればいいか分からない…」
そんな疑問を持つ方へ向けて、本記事では、SE3年目でAWS未経験の状態から、1ヶ月の独学で807点を取って合格した私の体験談をもとに、効率的な勉強方法をご紹介します。
本記事は、このような人におすすめです!
- 勉強時間は取れないけど資格を取りたい
- 確実に短期間で合格したい
- おすすめの参考書や講座を知りたい
試験概要
AWSクラウドプラクティショナーは、AWSというクラウドの資格です。中でもクラウドプラクティショナーは最も基本的なレベルで、クラウド経験がない人でも合格することができます。私の会社でも、入社1~3年目で取得している人が多い印象です。
クラウド系の資格でレベルが近いものとして、Azureの「AZ-900」があります。こちらの勉強方法を紹介した記事もあるので、参考にしてみてください。
試験の詳細は以下のようになります。
- 試験時間:90分
- 問題数:65問(選択式)
- 合格点:700点(満点:1,000点)
記載の内容は更新される可能性があるため、最新の情報は公式ページをご覧ください。
勉強方法
1. 基本的な知識をインプット
まずは基本的な知識をインプットしましょう。今後の復習にも使用できるよう、いつでも見返すことができる参考書を1冊購入することを推奨します。
私が使用したのは、SBクリエイティブ出版の参考書です。この資格は2023年に形式が大きく変わり、今は「CLF-C02」試験という形式になっていますので、必ず「CLF-C02」対応の参考書を購入してください。(メルカリやブックオフで購入する際は要注意!)
各分野が分かりやすく解説されているので、まずは一通り読んでみましょう。各章末に確認問題もあるので、1度解いておきましょう。ここでは完璧にする必要はありません。あまり時間をかけすぎないように!
2. 問題を解いてみる
参考書の確認問題を解き進めていきましょう。できなかった問題やたまたま正解した問題に印を付け、参考書を振り返って理解を深め、再度解くの繰り返しです。
私の場合は、できなかった問題にチェック(✔)を、たまたま正解した問題には三角(△)を付け、翌日に確認するようにしていました。
各章の確認問題が安定して解けるようになったら、次のステップに進みましょう。
3. 問題集で試験対策
各分野の理解がある程度深まったら、とにかくたくさん問題を解きましょう!
私は、Udemyを活用して実際に試験に近い問題を解きました。受講した講座はこちらです。

6回分(390問)を解くことができます。最初の2回は基本レベルで頻出の問題が出てくるので、まずはそちらから実施してみましょう。
最初のうちは全くできなくても大丈夫です!私も1回目は半分も取れず、不安を感じていましたが、復習を続けることで9割以上取れるようになり、試験も807点で合格することができました。
間違えた問題や、たまたま正解した問題は、参考書を見返して理解を深め、再度チャレンジしてみましょう。試験では、問題集とは異なる問題が出題されることも多かったので、正解ではない選択肢の解説も読んでおきましょう。
おすすめ参考書・講座
ここでは、私が実際に使用した参考書・講座を紹介します。参考書とUdemyの講座による問題集を活用することでAWSの理解を深め、しっかりとした試験対策を実施できました。結果、クラウドの知識0から、1ヶ月の勉強で807点を取ることができました!
参考書:AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
クラウドやAWSの知識が全くない人は、まずはこの参考書を読んで全体像をつかみましょう。クラウド入門書のベストセラーにもなっている人気著書のため、「何を買えばよいのか分からない」人は特におすすめです!

この参考書のおすすめポイントはこちらです。
- 範囲が体系的に網羅されている
- 新形式「CLF-C02」対応
- 各章に練習問題があり、理解度を確認できる
私は、この参考書を教科書として使用し、最初のインプットだけではなく、問題を解いた際の復習や、試験直前の確認にも活用していました!1冊で試験合格への大きく近づきましょう!
問題集(Udemy):【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)

こちらの講座では、6回分(390問)を解くことができます。最初の2回が基本レベル、他の4回が本番レベルとなっています。本番レベルの問題では、少しニッチな内容も出てきました。
基本レベルの方が頻出ですが、試験では本番レベルの問題も全然出てきた印象なので、一通りできれば確実に合格できる講座になっていると思います。
以下の条件に当てはまる人はおすすめです。
- 最短で合格したい
- Udemyで手軽に問題を解きたい
- 試験に出てきそうな問題を解きたい
どんなにインプットしても、問題が解けなければ合格できません。この講座で、たくさん問題を解きましょう!
勉強スケジュール(1ヶ月)
私が1ヶ月で合格したときのスケジュールを紹介します。
期間 | やること |
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1週目 | インプット |
2週目 | インプット+問題を解き始める |
3週目 | 試験対策(模擬試験) |
4週目 | 試験対策(模擬試験) |
私は平日1時間、休日は1~2時間勉強し、一発で合格できました!
まとめ
AWSクラウドプラクティショナー試験は、「範囲は広いが深くない」のが特徴です。つまり、効率よくインプットし、模試でアウトプットを繰り返せば短期間でも十分合格可能です。
実際に私は、1日1〜2時間・1ヶ月の学習で合格点807点を取ることができました。
特別な経験やAWSの実務知識がなくても、正しい教材と学習ステップを踏めば十分合格できます。この記事が、これからAWSクラウドプラクティショナー試験に挑戦する方の助けになれば幸いです。