新型コロナの影響で、「テレワーク」という働き方が浸透してきました。テレワークを導入することで、より自由度の高い働き方ができるようになります。私自身も、ほぼ毎日テレワークをしています。朝はゆっくりできることで睡眠時間を確保でき、仕事後はより長く自分の時間を取ることができます。
今回は、テレワークに向いている人・向いていない人の特徴と、テレワークに向いていない人の対処法を紹介します。テレワークをこれから始める人や、始めたばかりの人はぜひ参考にしてみてください。
テレワークに向いている人の特徴
まずは、テレワークに向いている人の特徴を4つ紹介します。ほとんどの特徴を満たしている人であれば、出社して仕事をするよりもテレワークの方が向いているかもしれません。
自己管理能力がある
テレワークでは、上司・先輩といった指示を出す人はおらず、誰にも見られない環境で仕事をすることになります。極端な話、サボっても誰にも分かりません。重要なのはアウトプットです。
自己管理ができる人であれば、自分の仕事が期限通り終わるように計画を立て、計画通りに進めていくことも問題なくできると思います。
主体的に行動できる
対面で仕事をしているときと比べて、上司・先輩に質問をすることや指示をもらうことへのハードルが上がります。対面では直接コミュニケーションを取ることができましたが、テレワークではわざわざチャットやメールなどをしなければいけません。
そのような場合でも、自分のやるべきことは何かを考え主体的に行動できる人は、テレワークでもスムーズに仕事を進めることができます。
1人でも集中できる
こちらは性格によります。1人でも集中できるタイプの人、例えば学生時代に家でも1人で勉強できていた人はテレワークに向いています。
周りに誰もいない孤独で雑音がない環境の方が「効率良く仕事ができる」と捉えることができれば、テレワークは快適なものになります。
オンラインでのコミュニケーションが得意
対面では直接の会話によって行っていたコミュニケーションの方法が、チャットやオンライン会議に変わります。
チャットやメールなど文字でも意思疎通ができる人や、直接顔を合わせなくても自分の意見を述べられる人であれば、オンラインでのコミュニケーションもスムーズにできます。
テレワークに向いていない人の特徴
反対に、テレワークに向いていない人の特徴を3つ紹介します。これからテレワークを始める人は、当てはまる点があるか確認してみましょう。
自己管理ができない
テレワークでは人目がなく、スマホ・ゲーム・漫画など仕事以外の誘惑もたくさんあります。結果的に仕事に集中できなくなる人は注意しましょう。
出社していたときと比べてパフォーマンスが落ちてしまう人は、テレワークに向いていない可能性があります。
孤独感を感じてしまう
テレワークでは常に孤独です。対面では当たり前だったちょっとした雑談などはなく、会話の数は極端に減ります。
会話が好きで、1人だと孤独感を感じてしまう人はテレワークをストレスに感じてしまうかもしれません。
オンラインでのコミュニケーションが苦手
直接顔を合わせて話す方がコミュニケーションを取りやすく、チャットなどオンラインでの意思疎通が苦手な人は、テレワークでは苦労するかもしれません。文字でも簡潔に意見を伝えるスキルが必要です。
テレワークに向いていない人の対処法
ここまで、テレワークに向いている人、向いていない人の特徴を紹介しました。
「テレワークがしたくても、自分はテレワークには向いていない、、」
そんな人にも役立つ、テレワークに向いていない人の対処法を紹介します。
自己管理ができない人
自己管理ができない人は、「仕事に集中できる環境づくり」と「適度な休憩」を意識してみましょう。ポイントはこちらです。
- 仕事以外のものを見えない場所に置いておく
- 30分集中したら5分休憩など適度に休憩する
- 30分単位で作業実績をメモしておく
「30分単位で作業実績をメモしておく」もおすすめです。自分が作業にどれだけ時間を使ったのかが分かると、案外無駄な時間は多いものです。効率よく作業できるように、日々改善していきましょう。
孤独感を感じてしまう人
孤独感を感じてしまう人は、孤独感を埋められる機会を作りましょう。具体例はこちらです。
- 休日や仕事後に友人と遊びに行く
- オンライン会議などで雑談の時間を設ける
オンラインでのコミュニケーションが苦手な人
オンラインでのコミュニケーションには、ある程度の慣れも必要だと思います。ここでは、すぐに実践できる工夫を紹介します。
- オンライン会議では、リアクションや返事を普段以上にする
- チャットでは、リアクション機能があれば活用する
テレワークでは、オンラインコミュニケーションツール(Zoom,Teamsなど)の使用頻度が増えると思います。最初は使い方に戸惑うかもしれませんが、使っているうちにある程度慣れていきます。あまり不安に感じずに、テレワークに取り組んでいきましょう。
オンラインでのコミュニケーションにおける工夫ポイントは、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、テレワークに向いている人・向いていない人の特徴と、対策を紹介しました。
テレワークを導入することで、通勤の必要がなくなるなど、より自由な働き方ができるようになります。記事で紹介したテレワークに向いている人はもちろん、向いていない人も、対処法を取り入れるなどしてテレワークに取り組んでいきましょう!
また、テレワークのメリット・デメリットについても紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。