「SEってずっとテレワークできるんじゃないの?」
「フルリモート前提で働きたいけど、将来的に出社が増えることはある?」
このように気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、SEでも出社が増えることは普通にあります。
実際、私はテレワーク中心で働くSEですが、以前は月1回あるかないかだった出社が、現在は週2〜4回に増えています。
「IT業界=ずっとリモート」というイメージを持たれがちですが、実際は案件や顧客都合によって大きく変わるのが現実です。
この記事では、私の実体験をもとに、
- なぜテレワークSEでも出社が増えるのか
- 出社が増えて感じたリアルなデメリット
- 出社を減らすために実践していること
- ずっとテレワークしたい人が意識すべきこと
を解説します。
テレワークSEでも出社が増えることは珍しくない
「テレワークSE=フルリモート保証」ではない
IT業界ではテレワークが浸透していますが、
「今リモートできている=今後もずっとリモートできる」ではありません。
特にSESや受託開発では、
- 案件変更
- 顧客方針の変更
- プロジェクトフェーズの変化
によって、働き方が大きく変わることがあります。
つまり、SEの働き方は“会社”より“案件”に左右されやすいです。
私の出社頻度は月1以下→週2〜4へ増加
私自身、以前はほぼフルリモートで、
出社は月1回あるかないか程度でした。
しかし現在は、案件都合で週2〜4回出社しています。
正直、ここまで増えるとは思っていませんでした。
私がテレワークできなくなった理由【実体験】
お客さん先でのテスト対応が必要になった
最も大きな理由は、
お客さん先でのテスト対応が必要になったことです。
今回の案件では、
- 実機を使ったテスト
- 現地設備を利用した確認作業
- お客さん立ち会いでの検証
など、現地でしかできない作業が発生しました。
こうした業務は、どうしてもテレワークでは対応できません。
セキュリティ上、現地でしか環境に入れない
もう1つの理由が、
セキュリティ上の制約です。
今回の案件では、
- 閉域網環境
- 社外アクセス不可
- 指定端末以外利用不可
といった制約があり、
現地に行かないと開発・検証環境にアクセスできません。
IT業界はテレワークしやすいと言われますが、
セキュリティ要件が厳しい案件では出社必須になることも珍しくありません。
正直かなりきつい…出社が増えて感じたデメリット
早起き・満員電車で疲労感が大きい
個人的に最もしんどいのはこれです。
- 早起きが必要
- 通勤時間が片道1時間
- 満員電車で体力を消耗する
出社するだけで、仕事前からかなり疲れます。
普段のテレワークでは昼休みに自宅のベッドで15分間の仮眠をとっていたのですが、出社しているとなかなか休むことができません。早起きしていて眠い上に、昼寝もできずで、午後の作業効率が落ちているように感じています。
対面コミュニケーションで気疲れする
テレワークに慣れてしまうと、対面でのコミュニケーションは想像以上に疲れます。特にお客さん先だと、接し方や言葉遣いなどにも気を配らなければなりません。
私の場合は周囲の雑音も気になってしまい、オンラインより情報量が多いため、その分疲労感も増えます。
副業・運動時間が減る
出社が増えると、家で使える時間が大幅に減ります。
私の場合は、
- リングフィットをやる時間が取れない
- 副業の作業時間が減る
といった影響が出ています。
普段のテレワーク時の生活が気になる方は、テレワークSEの1日の流れを紹介している記事もあるので、参考にしてみてください。
出社を減らすために実践していること
出社日にまとめて作業を実施する
出社が必要な作業は、できるだけ1日にまとめるようにしています。
例えば、
- テスト対応
- 現地確認
- 対面MTG
を同日に集約することで、
無駄な出社回数を減らす工夫をしています。
チームで分担して出社回数を減らす
チーム内で作業内容を共有し、
分担して出社することもあります。
これにより、
- 属人化防止
- 出社負荷分散
- 全員の負担軽減
につながっています。
他の人に作業を教えることはなかなか大変ですが、万が一自分自身が体調不良で休んでしまったときや、他プロジェクトに移動することになったときに、スムーズに引き継ぎができます。
リモート可能な方法を模索・提案する
完全に難しい場合もありますが、
- テスト自動化
- リモート接続環境整備
- 作業フロー見直し
など、
少しでも出社を減らせる方法を検討しています。最近だとAIの発達が凄まじいので、AIを活用したテスト自動化のチャンスは多いと考えています。
ずっとテレワークしたいSEが意識すべきこと
客先常駐・受託は案件依存になりやすい
客先常駐や受託開発では、
顧客都合で働き方が決まることが多いです。
そのため、
「会社はリモート推奨なのに案件は出社必須」
というケースも普通にあります。
自社開発・Web系企業の方がリモート率は高い傾向
もちろん例外はありますが、
比較的以下の企業はリモート率が高い傾向です。
- 自社開発企業
- Web系企業
- フルリモート前提の組織文化がある会社
面接では「今」だけでなく「将来」も確認する
転職時は、
「現在リモート可能ですか?」だけでは不十分です。
以下まで確認するのがおすすめです。
- 今後も継続予定か
- 出社頻度の実態
- 案件変更時どうなるか
- フルリモート社員の割合
まとめ|SEでも完全テレワーク継続は案件次第
SEでも、完全テレワークを続けられるとは限りません。
今回の内容をまとめると、
- SEでも出社増は普通にある
- 特に顧客案件では案件都合に左右されやすい
- セキュリティ・現地作業が必要なら出社は避けにくい
- 出社を減らす工夫はできるが限界もある
「SE=ずっとテレワーク」と考えていると、
実際に働き始めてギャップを感じる可能性があります。
フルリモートを重視するなら、
企業選び・案件選び・業態選びまで含めて考えることが重要です。